三々五々
ぼくらは集まってきた
まるで引き寄せられるようにね
太陽、燦々
いや、プラックホール?
散々な目にあっても
皆ここにいるのだからね
きみ、
S ・A、ぼく
そして彼女たち
それぞれの方向を向き始めているのに
皆、立ち去ることができないんだね
三三
碁並べのそんな禁じ手を
きみはいま、打とうとしている?
あるいは、きみは
どこかで打ち間違えたといつも思っているのか
人生なんていつも打ち間違えさ
なんてたかをくくっているわけでもないけど
ほら、
黒を一つ置くつもりで、さあ。
先日、
三々九度という儀式を
初めてみてね
結婚も悪くないと思ったよ
散々でなく、燦々
燦々
誕生日おめでとう。