「重い鞄を持っている人は仕事のできない人」。
そう、妻にときどき言われ、鞄の中を整理するが、・・・。

週3日、片道45キロ、自家用車で1時間40分かけて、高崎から籠原まで通っている。
車で、通っているわけだから、車の助手席に鞄を乗せ、会社に着いたら鞄を持って席まで行って、仕事で使うものを出して、・・・。
昼休みに、本を一冊出して20分ほど読書、定時になったら、机の上を片付け、一部は机に、残りはまた鞄に。

こんな状況なので、鞄の中は増える要素もあまりないのだが、朝、ふと入れてしまうもの、少々、いや、多々。

いま、何が入っているか、おおざっぱな棚卸し。
いま、何に興味を持っているかも見えてくるかもということで、書き出してみることとした。

書籍、4冊。

まずは、「福井モデル」(藤吉雅春著、文春文庫)。帯に「地方再生」の最終回答。武田鉄矢氏推薦!「とっくの昔に危機を経験した北陸に知恵があった。団塊の同士よ、学びましょう!」とある。戸田書店(高崎店)の文庫棚を見ていて、ふと手に取った一冊。「地方再生」というキーワードと、福井モデルについて朝日新聞でちょっと記事を読んだこともあって。人口減は一時的と考えていた国、そうではないとわかってきて・・・。という所まで。現在、第一章の途中45ページで中断中。

次に、いま合間を見て読んでいるのが、「いちばんやさしい美術鑑賞」(青い日記帳著、ちくま新書)。こちらの帯は、西洋美術も日本美術も、現代アートも工芸も・・・ カリスマブロガーの「しっかり味わう15の秘訣」ビジネスマンも審美眼を鍛える時代です!と。美術館は好きで年数回は展覧会等を見に行くが、本当は何もわかっていないんだろうな、ある絵を見た時「好き」かどうか、で判断すればいいんだと考えているので、やさしくわかる解説書として、これはいい。特に、根津美術館にある尾形光琳の「燕子花図屏風」について、最近、これが、伊勢物語の八つ橋の段からとられている、そしてこのデザインは、多くの日本美術の作品の中で使われていることを知って(確かトーハクの展覧会)手に取った次第。現在、西洋美術(グエルチーノ、フェルメール、モネ、セザンヌ、ガレ、ピカソ、デュシャン)が終わって、日本美術に入るところ。

3冊目は「市場のことば、本の声」(宇田智子著、晶文社)。この本は、土曜の朝の朝日新聞の書評見つけ、ぜひと思い、戸田書店(高崎店)に火曜日に行って見つけた。最初の「さよなら」という題の文章を読み、惹かれたままレジへ。「いちばんやさしい・・・」を読み終えたらいつでもということで、鞄に。既に、2週間ぐらいは入っている?

4冊目は、「micro:bitではじめるプログラミング」(スイッチエデュケーション編集部著、オライリー・ジャパン刊)という子供向けのプログラミングの本。先日、高崎健康福祉大学で見学した、小学生向けのプログラミング教室で使用していたツールがこれ、scratchと併せて勉強しようと、数日前に購入。合わせて「micro:bit」のスターターキットも購入済。こちらも、会社で見せられるように、必要とあれば使えるように鞄の中に。

雑誌。詩誌、いくつか。数か月前にいただいたものと、先日いただいたものと。
手帳はいつもの2つ。見開きマンスリーの予定用と、ウィークリータイプの蔭山手帳。
ノートは、開発業務用、詩作用2冊、1冊は縦書き、あと予備1冊。それと、コクヨの事務用箋。

名刺入れ、3つ。いろいろ・・・。

ケーブルiPhone 電源用、xPedia 電源用、イヤホン用。
クリアファイルいくつか。いくつかの目的で・・・。
附箋、何種類か、大きいものから小さいものまで、クリアケースに。
筆箱2つ。1つは3本しか入らない、手帳の縦サイズ。立正大でいただいた 0.5、0.7、1.0 の黒3本のボールペンと、JetStreamの4色ボールペン+シャープペンタイプのもの、2年前に、前橋国際大での高校生ホームページコンテストの審査時にもらった赤のボールペンが入っている。
もう一つは、マーカー5本、シャチハタ1つ、ペンタイプの消しゴム、ペンタイプの糊等の入った立てられるタイプ。

iPhone用折り畳みのbluetoothキーボード。

ドイツ製のルーペ。

宝くじ、おそらく300円1枚が当たっているサマージャンボ連番10枚。
めがねケースと老眼鏡1つ。
官製ハガキ、普通紙数枚とインクジェット用数枚、詩集「30/60」案内ハガキ数枚。
ポケットティッシュ1つ。
会社で首から下げる社員証。
携帯電話、会社用のXpediaと個人用のiPhone。そして、最後に財布。

どうみても、入りすぎ。どうみても、バカ、だよねぇ。